○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第72号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第73号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 異議なしと認めます。 よって、議案第73号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。
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△日程5 議案第74号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例
○議長(
松本光生君) 日程5、議案第74号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。 付託なった
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 13番、
福田議員。
◆13番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
総務建設委員会に付託となりました議案第74号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本案は、上水道及び
簡易水道の
料金改定を行うもので、
上水道事業における施設の老朽化に伴い、大規模地震を想定した施設の整備が急務であることから、
整備事業費を確保し、あわせて経営の効率化による財政の安定化に努めるものであります。 主な料金の
改定内容でありますが、
上水道料金については、平成26年度から平成30年度の5年間で
料金原価を算定し、
平均改定率で18.6%となっており、
基本料金において、
一般家庭の口径13ミリメートルが200円の増、大口径の150ミリメートルで3,500円の増、また
従量料金は、1立方メートル当たり10円から40円の増となっております。
簡易水道については、平成17年の合併当時から上水道の
料金体系との整合性を図ることが課題であったことから、今回
基本料金を超える
使用料金について従来の一律の
料金体系から
上水道料金と同様に
従量料金を設定し、
基本料金及び
従量料金ともに、現在の
上水道料金と
簡易水道料金との差額の3分の2の料金を加えるものとなっております。 なお、本
改定料金の施行は、平成27年1月請求分からであります。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第74号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑を行います。 5番、
並河議員。
◆5番(
並河哲次君) 一つだけ、質疑させていただきます。 料金の改定が13年ぶりということなんですけれども、この5年間の改定ということで、その後、また5年後どうなっていきそうなのかというような、上がっていきそうなのかとか、そういったような話はありましたでしょうか。
◆13番(福田讓君) はい、お答えいたします。 もともと、
料金改定は10年据え置きとなっておりまして、御承知のとおり、今後起こる
南海トラフ大地震に向けて、改定することとなりました。市民の皆様には、大変心苦しいんですが、消費税の
アップともになっておりますが、一応これで5年間は確保して、その後設備等も新しくなりますので、その後を鑑みて今後とも料金の改定を模索すると、そういう形になっておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 これより、討論を行い、採決いたします。 議案第74号について討論ありませんか。 5番、
並河議員。
◆5番(
並河哲次君)
賛成討論を行います。 今回の
料金改定は、住民の方に負担の増をお願いするという形になってしまうものなんですけれども、やはり施設の老朽化や、この地方で起こると予測されている大地震の対策ということが急務だということで、それに対してしっかりと水を供給するために、この改定はどうしてもやむを得ないものなのかなと思います。 ただ、
人口減少に伴って、使用量が減少してというところでの値上げということもあると思います。そうすると、5年後、このままでいくとさらに人口が減少するはずなので、またその時点で料金を値上げしないといけないというふうに予測されます。ですので、ぜひそれまでには、この
人口減少に伴う
使用料金の増という部分の打開策というのを考えていっていただけたらと思います。 以上で
賛成討論を終わります。
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第74号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。
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△日程6 議案第75号 平成26年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(
松本光生君) 日程6、議案第75号、平成26年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
分割付託なった
総務建設・
教育民生委員会各委員長の報告を求めます。 なお、各
委員会委員長の報告の都度質疑を行いますので、御了承願います。 まず、
総務建設委員会委員長の報告を求めます。
◆13番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会におきまして、
総務建設委員会に
分割付託となりました議案第75号、平成26年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)の本委員会へ付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 主な
補正内容につきまして、第1条歳入全款と歳出2
款総務費では、社会保障・
税番号制度導入に伴う
システム改修費、国・
県補助金等の精算に伴う17件の返還金及び
紀南環境衛生事務組合財政調整基金返還金等の
減債基金への積立金。6
款農林水産業費では、林業・
製材業従事者の
人材確保及び技術習得の支援を行う林業・
製材業人材育成事業委託料、
熊野川産品加工組合が熊野川町田長の道駅隣接地に
交流施設を整備するための補助金並びに
農地中間管理事業関連法に伴う
農地台帳システムの改修及び
更新費用等。8
款土木費では、
私道工事補助金の増額及び
事業費確定に伴う
各種団体等負担金。9
款消防費では、
安全装備品整備等助成事業を活用した
消防団員の
防じん眼鏡の
整備費用等。11
款災害復旧費では、本年発生した台風11号の被災に関連する事業費。第2条
債務負担行為の補正中、林業・
製材業人材育成事業及び第3条地方債の補正であります。 審査に当たって出されました質疑について申し述べます。 まず、歳出2
款総務費では、委員中より「平成25年度
生活保護費国庫負担金精算返還金が多額となった理由は何か」との質疑があり、当局より「
生活保護費については、毎年増加傾向となっていましたが、平成25年度は、
医療扶助費の
高額受給者が亡くなるなどの要因により減少し、決算において当初の見込みを大きく下回ったことから返還額が増加しました」との答弁がありました。 次に、歳出6
款農林水産業費では、委員中より「林業・
製材業人材育成事業の委託先はどこか」との質疑があり、当局より「委託先は
新宮木材協同組合となっており、製材業の4名を初めとする5業種において、計11名の雇用を見込んでいます」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第75号中、本委員会への
付託区分につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 次いで、
教育民生委員会委員長の報告を求めます。
◆16番(
杉原弘規君) (登壇)
教育民生委員会委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に
分割付託となりました議案第75号、平成26年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)の本委員会へ付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果について報告いたします。 主な
補正内容につきまして、第1条歳出3
款民生費では、
私立保育園整備事業補助金として、
保育園園舎の老朽化及び耐震性に配慮をした建てかえ工事に対して交付する補助金の増額、
統合保育所建設事業において、旧
蓬莱小学校南舎解体整備工事費の増額等であります。 4
款衛生費では、
個別予防接種事業として、水痘及び
成人用肺炎球菌予防接種の10月からの
定期予防接種化に伴う
接種見込み者に対する費用の増額等であります。 10
款教育費では、旧
蓬莱小学校北舎解体事業として
工事請負費及び不要な物品を処分するための委託料の増額、
中学校太陽光発電設備等整備事業として
光洋中学校及び
城南中学校2校に対する
設計委託料の増額等であります。 第2条
債務負担行為の補正は、文化複合施設整備事業であります。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 3
款民生費、わかやまシニアのちから活用推進事業について、委員中より「どこに拠点を置き、どのようなことをするのか」との質疑があり、当局より「県の補助事業で、高齢者の健康推進を推奨するとともに、将来的には高齢者が培った経験や知識を生かした支え合い事業を行います。本市では、社会福祉協議会に事業を委託し、今年度は高齢者の参加募集や周知を行う予定となっております」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第75号中、本委員会への付託部分につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 以上で各
委員会委員長に対する質疑を終わります。 各
委員会委員長報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。これをもって、まず議案第75号をまとめ、討論を行います。 議案第75号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第75号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。
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△日程7 議案第76号 平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
△日程8 議案第77号 平成26年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程9 議案第78号 平成26年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
△日程10 議案第79号 平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(
松本光生君) 日程7、議案第76号、平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から日程10、議案第79号、平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括議題といたします。 付託なった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。
◆16番(
杉原弘規君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました議案第76号、平成26年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第77号、平成26年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第78号、平成26年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第79号、平成26年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)の4件につきまして、本委員会での審査の経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第76号でありますが、平成25年度退職者医療療養給付費等事業における実績報告に伴い、交付金において返還金が生じたため、増額を行うものであります。 次に、議案第77号につきましては、和歌山県後期高齢者医療広域連合に納付する平成25年度分の繰越保険料の増額を行うものであります。 次に、議案第78号につきましては、平成25年度介護保険料余剰金の介護給付費準備基金への積み立て並びに第1号被保険者保険料還付金及び国庫、県負担金等の精算による過年度分償還金等の増額等を行うものであります。 次に、議案第79号につきましては、平成25年度決算により生じた繰越金について、蜂伏団地共同汚水処理施設基金に積み立てを行うために、歳入歳出の増額を行うものであります。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 議案第79号について、委員中より「この施設の建てかえはいつ実施するのか」との質疑があり、当局より「現在のところ具体的な計画はしておりませんが、今後の改修等のために基金を積み立てております」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第76号、議案第77号、議案第78号及び議案第79号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で
委員長報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について、まず議案第76号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 次いで、議案第77号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 次いで、議案第78号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 次いで、議案第79号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 以上で質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 議案第76号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第76号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第77号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第77号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第78号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第79号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第79号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。
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△日程11 議案第80号 平成25年度新宮市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(
松本光生君) 日程11、議案第80号、平成25年度新宮市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 付託なった平成25年度
一般会計等決算審査特別
委員会委員長の報告を求めます。 12番、濱田議員。
◆12番(濱田雅美君) (登壇)
今期定例会において、本特別委員会が設置され、付託となりました議案第80号、平成25年度新宮市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について、審査の経過及び結果を報告いたします。 本委員会は、当局からの説明を聴取後、
一般会計の歳出及び歳入について、また国民健康保険
特別会計歳入歳出決算(事業勘定)外9件の特別会計決算について、各項目にわたり
慎重審査を行いました。 なお、
一般会計の実質収支状況ですが、歳入総額177億4,275万7,000円に対し、歳出総額167億3,389万7,000円で、差引額は10億866万円となりますが、翌年度へ繰り越すべき財源6,864万1,000円を除き、実質収支額は9億4,021万9,000円であります。 それでは、審査に当たって出されました質疑などについて、その主な内容を抜粋し、以下のとおり申し述べます。 まず、
一般会計の歳出では、1款議会費に関し、委員中より「他市の議会図書室は充実しているように感じるが、本市議会は図書費としてどれくらい支出したのか」との質疑があり、議会事務局より「図書室充実の必要性は十分に認識していますが、実際には新規の図書購入はほとんどできていません。議会図書室は地方自治法により義務化されていることからも、新庁舎における図書室については、充実に向けた検討をしていきたい」との答弁がありました。 次に、2
款総務費、新宮市情報発信事業に関し、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「本事業は、新宮市の情報を市外等に広く発信するもので、主に新宮市のツイッターキャラクターである『めはりさん』を市外のイベント、フェイスブック及びツイッターなどに用いて行っています。なお、平成25年度は、国の緊急雇用創出事業を活用しましたが、本年度は、市の一般財源により事業を実施しています」との説明がありました。 続いて、高齢者福祉タクシー事業及び熊野川地域
医療センタータクシー運行事業に関し、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「
医療センタータクシー運行事業については、熊野川地域に居住する市民の
医療センターへの交通手段を確保するとともに、通院の利便性の向上を図ることを目的に実施しており、毎週金曜日に神丸バス停から
医療センターまでを往復運行しています。また、高齢者福祉タクシー事業については、熊野川地域に居住する65歳以上の住民税非課税の在宅高齢者が同地域内の移動にタクシーを利用した場合の区域内利用料金について、3,500円を限度に、2分の1に相当する額を助成するもので、1年につき24枚の利用券を交付しています」との説明がありました。 続いて、移住・交流推進事業に関し、委員中より「本事業による成果はあったのか」との質疑があり、当局より「休耕田等を活用した農作物の栽培、稲刈り体験及び熊野古道の体験等を実施し、興味を持った多くの方に参加いただきました」との答弁がありました。 また、委員中より「移住に関しては、どうなっているのか」との質疑があり、当局より「田舎暮らしを希望する方の問い合わせが結構あることから、区長や地域の方に対して空き家の貸与を依頼するなどを行い、数名の方が移住されています」との答弁がありました。 また、委員中より「貸与する側にとって、見知らぬ人に直接貸すことは非常に不安があるので、行政が間に入り対応すべきである」との意見があり、当局より「今後は区長を初め、地域住民と行政が一体となった移住・交流の拠点としての組織づくりを進めていきたいと考えます」との答弁がありました。 次に、3
款民生費、社会福祉協議会補助金に関し、委員中より「補助額4,800万円の算出基礎は」との質疑があり、当局より「補助額は定額となっており、毎年の予算計上において協議会との協議の上、決定しています」との答弁がありました。 また、委員中より「社会福祉協議会が独自事業の実施などにより多額の積立金を保有していることからも、補助額を見直していく必要があるのではないか」との意見があり、当局より「社会福祉協議会は、訪問介護事業等の独自事業を行っていますが、平成25年度において、単年度約5,000万円の赤字となっており、全体では繰越金により黒字ではありますが、財政的には徐々に厳しい状態となっています」との答弁がありました。 続いて、健康増進型デイサービス事業に関し、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「本事業は、ピーアップ新宮に委託し、要介護認定を受けていない65歳以上の自立可能な高齢者を対象として、日常動作訓練、健康チェック及び入浴などを行い、介護予防に取り組んでいます」との説明がありました。 また、委員中より「平成25年度の利用実績はどれくらいか」との質疑があり、当局より「登録者が169人、延べ利用者数が1,043人となっており、利用者からは、非常に健康によく、参加が楽しみになっているとの声を聞いています」との答弁がありました。 続いて、災害救助費に関し、委員中より「予算のほとんどが不用額となっているが、その理由は何か」との質疑があり、当局より「本予算は、台風や火災などの罹災者に対する見舞金なのですが、平成25年度に関しては対象となる災害が少なかったことから、ほとんどが不用額となりました」との答弁がありました。 続いて、生活保護扶助費に関し、委員中より「生活保護扶助費の約半分を
医療扶助費が占めている。
医療扶助費を抑制するためにも、保健センターによるふだんの健康指導などの方策を検討すべきではないか」との意見があり、当局より「保健センターとしても、インフルエンザの予防接種や健康診断などを無料化することにより、受診しやすい環境を整えているところでありますが、生活保護を受ける原因としては、傷病あるいは障害といった医療行為を必要とされる方が非常に多く、それにより医療費が増大している実情もあるかと考えます。しかしながら、
医療扶助費が大きな額となっていることは確かであり、同一の方が月に多数の医療機関に通院しているといった場合に対するケースワーカーによる指導や、診療報酬の請求について不要な請求がないかといった確認など、医療費の適正化事業を実施しています」との答弁がありました。 次に、4
款衛生費、子宮頸がんワクチン予防接種事業に関し、委員中より「接種実績はどのくらいか。また、副作用の報告事例はないのか」との質疑があり、当局より「本ワクチンは、昨年の6月以降全国で接種後の副作用が報告されたことから、接種については積極的に勧めていませんが、平成25年度においては、1回目31人、2回目17人、3回目13人の希望者が接種しています。なお、本市における副作用の報告は、現在のところありません」との答弁がありました。 次に、6
款農林水産業費、森林組合補助金に関し、委員中より「新宮市森林組合及び熊野川町森林組合に対し、合わせて32万5,000円の補助額とのことだが、他の団体への補助金と比べ少ないのではないか」との質疑があり、当局より「本補助は、行政改革の一環として平成25年度で終了し、本年度からは予算計上していませんが、さまざまな事業に対する補助については、引き続き実施します」との答弁がありました。 次に、7款商工観光費、新宮市観光カレンダー製作事業に関し、委員中より「製作したカレンダーの販売収入により、事業費は賄えているのか」との質疑があり、当局より「観光カレンダーは、主に観光PR用として旅行業者や観光関係業者等に無料で配布するもので、一部は販売していますが、収入はそれほどありません」との答弁がありました。 次に、8
款土木費、市梨橋補強補修工事に関し、委員中より「どのような工事を実施したのか」との質疑があり、当局より「落橋防止及び橋梁内に水がたまることから、その補修を実施しました」との答弁がありました。 次に、10
款教育費、小学校太陽光発電設備等整備事業に関し、委員中より「発電した電力の売電収入はどれくらいか」との質疑があり、当局より「本設備は、グリーンニューディール基金を活用して整備したものであり、発電した電気は災害時用として蓄電され、これを超過した分については、一部校内で使用できますが、基金の趣旨から売電はしていません」との答弁がありました。 次に、特別会計では、国民健康保険
特別会計歳入歳出決算の事業勘定に関し、委員中より「脳ドック助成事業が毎年実施されているが、倍率が高く当選しないという声をよく聞く。今回の決算でも約900万円の残額があるのだから、これを原資として定数を増員できないのか」との意見があり、当局より「脳ドックの受診については、
医療センターとの話し合いにより50人となっていることから、増員はできません」との答弁がありました。 次に、駐車場事業
特別会計歳入歳出決算について、委員中より「何台収容でき、料金は幾らか」との質疑があり、当局より「総収容台数は76台で、40台は定期駐車として月額4,110円、また残りの36台は一般駐車として1時間当たり100円、1日最大700円となっています」との答弁がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第80号については、当局の説明を了とし、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑に入ります。 5番、
並河議員。
◆5番(
並河哲次君) 歳入のほうなんですけれども、固定資産税のほうが平成24年度に比べて6.8%減で、1億円以上、下がるというふうになってるんですけれども、かなり大きな収入の減少かなと思うんですけれども、その点に関して当局の説明であったり、委員会の中での議論がありましたら、お願いします。
◆12番(濱田雅美君) その御質問に対しては、ただいま報告させていただいたとおり、それ以上の議論はございませんでした。
○議長(
松本光生君) ほかに。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第80号は、委員長の報告のとおり、認定することに決定いたしました。
○議長(
松本光生君) 10分間程度、休憩いたします。
△休憩 午前10時51分
---------------------------------------
△再開 午前11時02分
○議長(
松本光生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程12 議案第81号 平成25年度新宮市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
△日程13 議案第82号 平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定について
○議長(
松本光生君) 日程12、議案第81号、平成25年度新宮市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について並びに日程13、議案第82号、平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についての2件を一括議題といたします。 付託なった平成25年度企業会計決算審査特別
委員会委員長の報告を求めます。 7番、三栗議員。
◆7番(
三栗章史君) (登壇)
今期定例会において、本特別委員会が設置され、付託となりました議案第81号、平成25年度新宮市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について並びに議案第82号、平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についての決算案件について、審査の経過及び結果を報告いたします。 まず、平成25年度新宮市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定に係る本委員会を9月17日に開催し、当局からの説明の聴取にあわせ、諸帳簿及び証拠書類等の照合を含め、慎重なる審査を行いました。 本決算の概況ですが、給水栓数は1万6,685栓で、前年度と比較して177栓の減少、給水人口は2万9,280人で379人の減少、また給水量についても404万9,166立方メートルで、3万8,952立方メートルの減少となっており、依然厳しい状況にあります。 収入総額は5億7,592万9,147円であり、そのうち給水収益については5億6,877万1,404円、前年度と比較して347万4,850円、率にして0.61%の減少となっております。 支出総額は5億4,984万7,812円であり、前年度と比較して758万2,141円、率にして1.4%の増加となり、収支差し引きにおいては2,608万1,335円の純利益を計上しております。 この結果、前年度繰越利益剰余金を合わせた当年度未処分利益剰余金は3,209万4,791円となっております。 それでは、審査に当たって出されました質疑等について、その主な内容を申し述べます。 委員中より「平成23年度の薬品費が台風12号の影響で高くなったが、平成24年度、平成25年度と減少し続けており、今後も減少傾向になるのか」との質疑があり、当局より「薬品費は、平成23年度をピークに現在は減少傾向でありますが、川の水が濁りやすい状況に変わりはありませんので、今後も台風や出水状況により増加する可能性もあります」との答弁がありました。 次いで、委員中より「給水原価と供給単価の差が、水害のあった平成23年度以降詰まりぎみになっているが、考えられる要因は何か」との質疑があり、当局より「正確な分析はしておりませんが、水害以降は薬品費等が占める割合や、また動力の電気代が20%程度上がったことが要因としては大きいのではないかと考えます」との答弁がありました。 次いで、委員中より、オイルフェンスについて詳細説明を求めたところ、当局より「平成23年の水害時に流出してしまったため、新たに購入したものになります。使用については、熊野川上流から油漏れがあった場合に備えているもので、有事の際には取水口に流入しないようフェンスを張ります」との説明がありました。 また、委員中より「修繕費の不用額が900万円弱となっているが、その要因は何か」との質疑があり、当局より「主な要因は、公道の配水管及び給水管の水漏れの修理が予想よりも少なかったためです」との答弁があり、続いて、委員中より建設改良費の繰り越し及び不用額について詳細説明を求めたところ、当局より「建設改良費については3つの要因があります。まず、檜杖の発電機棟の工事が全額繰り越しになっております。また、県事業での荒木川にかかる橋の拡幅工事に伴う水道管の移転工事が平成26年度に繰り延べされております。そして、第一王子橋の橋梁耐震化工事後に水道橋を修繕する予定でしたが、橋梁耐震化工事の事業者が決まらず、それに付随して水道橋の修繕もできず不用となりました」との説明がありました。 次に、「水道管の耐震化率は国平均を上回っているが、今後の計画はどのようになっているのか」との質疑があり、当局より「配水管の内、
石綿管の布設がえが残りわずかとなっております。道路改良等の予定があり、地元から道路改良と足並みをそろえてしてほしいとの要望等もありますので、建設担当課と調整しながら、少しでも早く着工したいと考えます」との答弁がありました。 審査の結果、本委員会は、議案第81号については、当局の説明を了とし、
全員異議なく、利益の処分については原案を可決し、決算については認定すべきものと決定いたしました。 次に、平成25年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定に係る本委員会を9月18日に開催し、当局からの説明の聴取にあわせ、諸帳簿及び証拠書類等の照合を含め、慎重なる審査を行いました。 本決算の概況ですが、本年度は入院、外来ともに患者数が減少し、患者単価が低下したことから、収支状況は昨年度と比べ大幅に減少した一方で、医業費用は昨年度に比べ微減にとどまったため、収支状況は昨年度と比べて悪化し、収支状況が良好であった昨年度から一転して純損失が発生しました。
医療センターの利用状況については、入院患者数が延べ9万517人、昨年度と比較して2,931人減少し、病床利用率も昨年度より2.6%減少した81.6%となっております。また、外来患者数は延べ13万8,123人で、昨年度に比べ3,661人、率にして2.6%の減少となっております。 収益的収支については、収益は医師の異動に伴う患者の減少や放射線治療装置の更新に伴う診療制限等により患者単価が低下し、病院事業収益が65億1,634万5,995円となり、昨年度と比較して3億1,116万3,331円の大幅減となっております。また、病院事業費用は患者数の減少に伴い材料費は減少したものの、退職給与金が増加したこと等に伴う給与費の増及び昨年度より続く大型医療機器の継続的な更新のための減価償却費増により66億3,531万8,262円となり、昨年度と比較し2,813万6,409円の減少となっております。この結果、収支差引は1億1,897万2,267円の当年度純損失が発生し、当年度未処理欠損金は22億1,491万9,053円となりました。 それでは、審査に当たって出されました質疑等について、その主な内容を申し述べます。 委員中より「年度当初では48名の医師数が、年度末には4名減少し、44名となっている。また、眼科は非常勤医で手術もできない状況である。現在、ほとんどの医師が和歌山県立医大より派遣されているため、県立医大を軸にすることは大切だが、そこだけに頼らず、他にもアプローチをして医師を派遣してもらわなければ、公立総合病院である
医療センターの本来の機能が果たせないのではないか」との意見があり、当局より「現在、約80%の医師が県立医大から派遣されており、また県立医大を主として派遣要望を行っておりますので、今後も粘り強く派遣要望をしたいと考えます。ただ、現実的に派遣が厳しい状況でもあるので、県立医大の意見も聞きながら、他の選択肢も考えていかなければならないと感じています」との答弁がありました。 次に、委員中より「院内保育を利用している看護師は、どの程度いるのか」との質疑があり、当局より「登録は40名程度であります。1日当たりの利用者数は17名から18名程度となっております」との答弁がありました。 続いて、委員中より放射線治療装置の更新に伴う診療制限等による患者単価の低下について詳細説明を求めたところ、当局より「放射線治療装置の入れかえ期間中は放射線治療ができなくなるため、治療中の患者は別の病院で治療してもらうことになりました。それにより、放射線科の患者が一時減少しましたが、入れかえ完了後は
医療センターで治療しております」との説明がありました。 次に、委員中より「医療機器は入札によって購入するのか」との質疑があり、当局より「入札方式ではなく、各社からの見積もりを受けた上で随意契約しています」との答弁があり、次いで委員中より「平成25年度収支は赤字となっているが、原因として高額医療機器の購入費用が目立っている。機器の購入は入札方式ではないとのことだが、金額を抑えることはできないのか」との質疑があり、当局より「高額医療機器を扱うメーカーは限られているため、メーカー全社から機器のメンテナンス等の費用を含んだ金額を提示してもらい、一番低いメーカーに決めております。そのため、それ以上に低い金額での購入は難しいと考えます」との答弁がありました。 続いて、委員中より「委託料も高額となってきている。また、委託先も多くなり、中にはほとんど業者が変わっていない部門もある。委託については再検討する必要もあるのではないか」との意見があり、当局より「地方公営企業会計は単年度原則でありますが、専門的な保守等の業務については一社で継続している部門もあります。しかし、経費的にも委託料の占める割合は大きいので、効率化を進めるためにも、長期間継続しているところは見直しをかけるなど経費削減につながるように努力していきたいと考えます」との答弁がありました。 また、委員中より「災害対策においては、雨水ろ過装置の設置や非常発電機用のタンク増設など充実化しているが、情報伝達手段である衛星電話の数は平成24年度と変わっていない。情報伝達手段の確保は非常に重要なので、今後とも検討をお願いしたい」との意見がありました。 審査の結果、本委員会は議案第82号についても当局の説明を了とし、
全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について、まず議案第81号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 次いで、議案第82号について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 以上で質疑を終わります。 これより、各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第81号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第81号は、委員長の報告のとおり、利益の処分を原案のとおり可決し、決算を認定することに決定いたしました。 次いで、議案第82号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第82号は、委員長の報告のとおり、認定することに決定いたしました。
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△日程14 議案第83号 市道路線の認定について
○議長(
松本光生君) 日程14、議案第83号、市道路線の認定についてを議題といたします。 付託なった
総務建設委員会委員長の報告を求めます。
◆13番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会におきまして、
総務建設委員会に付託となりました議案第83号、市道路線の認定についてにつきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本案は、広角防災緑地の土地利用において必要な延長106メートル、幅員12メートルの道路について、新たに広角神社前線として市道に認定しようとするものであります。 本委員会は、
慎重審査の結果、議案第83号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 これより、討論を行い、採決いたします。 議案第83号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第83号は、委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。
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△日程15 諮問第1号
人権擁護委員の推薦について
○議長(
松本光生君) 日程15、諮問第1号、
人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 付託なった
総務建設委員会委員長の報告を求めます。
◆13番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会におきまして、
総務建設委員会に付託となりました諮問第1号、
人権擁護委員の推薦についてにつきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本案は、委員9名のうち1名の委員の任期が平成26年12月31日で満了することに伴い、新たな委員の任命について、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を聞くというものであります。 本委員会は、
慎重審査の結果、諮問第1号につきましては、当局の説明を了とし、
全員異議なく原案のとおり同意すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
松本光生君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 これより討論を行い、採決いたします。 諮問第1号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は、委員長の報告のとおり、同意することに決定いたしました。
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△日程16 議案第85号 新宮市税条例の一部を改正する条例
○議長(
松本光生君) 日程16、議案第85号、新宮市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 平見
税務課長。
◎
税務課長(平見仁郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第85号、新宮市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が平成26年3月31日公布され、4月1日施行されたことに伴う市税条例の一部に所要の改正を行うものであります。 それでは、改正内容について御説明させていただきます。 議案書の2ページをお願いいたします。 新宮市税条例の一部を改正するというもので、下記の、改正後、改正前による新旧対照表記載のとおりでございます。 内容につきましては、市税条例第34条の6の2について、資本等の金額が1億円以下で、なおかつ法人税額(国税)が年500万円以下の中・小法人に対する市民税の課税の特例としまして、本年10月1日以後の開始事業年度分から、法人税額(国税)に係る法人市民税、税割額を12.3%から9.7%に軽減するものであります。 附則といたしまして、この条例は平成26年10月1日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
○議長(
松本光生君) 本案について質疑に入ります。 5番、
並河議員。
◆5番(
並河哲次君) これは、6月に一部修正できていなかった部分ということですけれども、200法人弱あるということで、結構新宮市の中でも影響がある部分だったのかなと思うんですけれども、どういうふうにして今回修正の漏れがあったということがわかったんでしょうか。
○議長(
松本光生君) 平見
税務課長。
◎
税務課長(平見仁郎君) 条例改正、6月に一応専決処分をいただきまして、御承認いただいた分でありますが、いろいろ法人市民税の関係を精査しているうちに、この1件500万円以下の分の税率が下がっているのをできていなかったのに気づきまして、それで今回追加議案として上程させてもらったものでございます。
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第85号は、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行い、採決いたします。 議案第85号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号はこれを可決することに決定いたしました。
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△日程17 議会発案第6号 「
手話言語法」制定を求める意見書
○議長(
松本光生君) 日程17、議会発案第6号、「
手話言語法」制定を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 議会運営
委員会委員長、9番、松畑議員。
◆9番(松畑玄君) (登壇) ただいまから、「
手話言語法」制定を求める意見書(案)の提案説明を行います。 手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきたにもかかわらず、ろう学校では手話は抑制されてきた長い歴史があった。 2006(平成18)年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記され、その後日本政府は国内法の整備を進め、2014(平成26)年1月障害者権利条約を批准した。2011(平成23)年8月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。 また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務付けており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。 よって本議会は、政府及び国において下記事項を実現するよう強く要望するものである。 記。 1、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「
手話言語法(仮称)」を制定すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成26年9月25日。 和歌山県新宮市議会議長、
松本光生。 なお、提出先については、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。 以上をもって意見書の提案とさせていただきます。同僚議員各位の御賛同をお願いいたします。
○議長(
松本光生君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松本光生君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案については、起立採決を行います。 本案について賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
松本光生君) 起立全員。 議会発案第6号は可決することに決定いたしました。
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